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エゲリア (ローマ神話) : ウィキペディア日本語版 | エゲリア (ローマ神話)
エゲリア(Egeria)は、ローマ神話における水のニュンペーである。王政ローマの第2代の王ヌマ・ポンピリウスの妻であり助言者だったことでよく知られている。 その名は「女性助言者」または「女性相談役」のエポニムとしても使われている。 == 概要 == エゲリアの神域とされた木立ちに水かミルクを捧げると、知恵と予言を授けてくれるとされていた。その場所の近くには3世紀にカラカラ浴場が建てられている。エゲリアという名は「黒いポプラの」という言葉から派生したという説がある。ローマ人はエゲリアとディアーナを結びつけ、妊婦が産気づいたときにその名を呼んで助けを求めると、出産を見守って助けてくれるとされた。これはギリシア神話におけるエイレイテュイアとアルテミスの関係に似ている。 その後ローマ人はエゲリアをカメーネの1人とした。カメーネとはギリシア神話のムーサに対応した神々である。ローマは文化的にはギリシアに支配されたため、ハリカルナッソスのディオニュシオスはエゲリアをムーサの1人としている(ii. 6o)。
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